おやすみなさい

こんにちは、ほいみんです。ちょっとまじめな話。

わたしは死のうと思ったことがない。

学生時代は人並みに(?)いじめられたりしたけど、それなりに友達はいたし、なにより、「物語」の世界に逃げ込めばそれに没頭できたから、それなりにリアルともうまく付き合えていたと思う。もちろん嫌いな人はいるし、「いなくなればいいのに」とは思うけど、「死ねばいい」とか思ったことない。

「自殺する」概念がない私にとっては、本当に死にたい人の気持ちがわからない。まだ、死ぬ死ぬ詐欺リスカする人の気持ちの方がわかる。まあ、そんな人嫌いだけど。

キリスト教では自殺したら確実に天国には行けないし、仏教でも自殺した人は輪廻の輪から外れるらしい。わたしは死んだら魂もろとも雨散霧消すると思ってるけど、宗教の世界ではそれくらいタブーなこと。

精神的に病んでしまったら、そういう気持ちになるのかもしれないけど、現時点のわたしには理解できない感情だった。

先日のジェジュンのライブで「僕が死のうと思ったのは」という歌を聞いた。

歌詞の中に「死ぬことばかり考えてしまうのは きっと生きることに真面目すぎるから」っていう一節があった。

それを聞いたときに、なんか腑に落ちたというか、ああ、そうなのかも知れない、と思った。

はっきり言って私なんか、毎日をだらだら生きてて、家庭もないし適当にしていても誰にも何も言われない。

真面目な人ほど鬱になるっていうけど、真面目に生きようとするから、生きづらくなっちゃうのかな。

わたしは20歳くらいのころ、友達が事件で命を失くした経験がある。それに、生死にかかわる職場にいるから、それに関する悲喜こもごもも見てきている。

だからこそ、自分で死を選ぶことはしてほしくないなあと思う。真面目であることは素晴らしいと思うけど、それほどつらいんなら、不真面目でもいいじゃない?

亡くなった彼女の眠りが安らかでありますように。そして、残された彼女のまわりの人には、精一杯生きてほしい、そう思います。